「ループスツール」パンフレット

宮城県を拠点に活動する村の家具屋 木響さんが製作した家具「ループスツール」のパンフレットをデザインしました。

欠円状態の座面は複数のスツールを自由に組み合わせることができ、釘を一切使わない組木の技法を活かしたシンプルで無駄のないデザインです。また、座面には宮城県栗原市の伝統工芸品「若柳地織」を使用しており、原材料の木材から加工・製造にいたるまでのほとんどを県内の職人や業者で賄っているメイドイン宮城のスツールです。
パンフレットは、この家具のコンセプトである様々な「つながり」を理解してもらえるようなデザインとしました。
写真は仙台で活動するカメラマン門傳一彦(Lidea)さんにお願いしました。

取材で伺った「はたや」さんでは、昔ながらの貴重な機械を使って織り込む若柳地織の製造現場を見させていただきました。懐かしさを感じる機械の音、油の匂い、とても居心地のよい現場でした。その他、森の中や家具工房での撮影など、終始楽しく仕事ができて幸せでした。

スツールを街中で見かけたら、ぜひデザインや布の手触りを楽しんでください。

サイズ:A5
印刷:両面オフセット印刷
加工:巻三つ折り
紙質:AライトスタッフGA-FS 135kg

 

村の家具屋 木響
http://wwkikyo.com/

若柳地織 はたや
https://www.kurihara-kb.net/publics/index/98/

Lidea
http://lidea.website/