仏壇と暮石の宝輪ロゴ、商品カタログ

秋田県湯沢市にある「仏壇と暮石の宝輪」様のロゴと商品カタログをデザインしました。

社長を含め家族4人で経営している地元の小さな会社ですが、その分きめ細やかで丁寧な対応ができたり、お客様に親身に寄り添えるところが強みの仏壇屋さんです。

湯沢市の川連町は「稲庭うどん」発祥の地で有名ですが、「川連漆器」と呼ばれる伝統工芸品があったり、仏壇の製造も盛んな地域。元職人である社長の目利きは優れており、良質の商品を出来るだけ手頃な価格で提供できるというのも、このお店の魅力です。

最初は今まで使ってきたチラシの在庫が無くなるのでデザインを刷新したい、という内容のご依頼だったのですが、お話を伺ってみると、この業界では、いわゆる「安売り」をPRしているところが多く、自分たちはそのようにはしたくない、という強い意識がありました。現状のチラシは良くも悪くもチラシらしいデザインだったので、他とは違ったアプローチで宝輪の良さを丁寧に伝えられる内容にしましょう、と提案しました。
同時に、会社の顔となるロゴが無かったので、自主的に提案したところ採用していただきました。

ロゴのデザインは仏壇の扉が開く様子とアルファベットのH、そして蝶々(仏教において亡き魂を浄土に運ぶ存在)を組み合わせた形です。
Hは“Hourin”の他に、
Heart(まごころを込めた接客)
Hospitality(もてなしの心)
Honesty(実直な商売)
Heal(お客様を癒す存在)
Highest(高品質なサービスや商品の提供)
の意味がそれぞれ含まれています。