回文団扇デザイン
![](https://i1.wp.com/nohala.com/wp-content/uploads/2019/08/logo.jpg?resize=750%2C531)
![](https://i2.wp.com/nohala.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC09277.jpg?resize=750%2C522)
![](https://i1.wp.com/nohala.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC09278.jpg?resize=750%2C512)
![](https://i0.wp.com/nohala.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC09279.jpg?resize=750%2C487)
![](https://i2.wp.com/nohala.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC09286.jpg?resize=750%2C480)
![](https://i0.wp.com/nohala.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC09284.jpg?resize=750%2C464)
仙台市若林区の荒町商店街の特産品「回文団扇」のロゴ、団扇、パッケージ、リーフレットなどの一連のツールをデザインしました。
回文とは「たけやぶやけた」などの上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる言葉遊びのことで、幕末に実在した回文師「仙代庵」の回文を取り入れたデザインとなっています。
荒町商店街は、藩政時代に伊達家より特別に麹の製造や販売を許可された町でもありました。しかし夏場は麹が作れない季節のため、麹業者は副業として団扇づくりに専念していました。仙代庵がその団扇に自ら回文と挿絵を描いたところ、たちまち評判になった、という歴史があります。
今回、荒町商店街の副理事である庄子さんという方の熱意が実を結び、こうして現代に復活させることが出来ました。庄子さんは理容室の店長で、私も10年以上髪を切ってもらっているご縁。このような形でお仕事をいただけて、通い続けて良かったなあと感じています(笑)
現在、荒町商店街の一部店舗でお買い求めいただけますので、ぜひお手にとってください。少々値が張りますが、職人が一つ一つ手作りしており、一度扇げば納得していただける品質です。